APPLEACADEMIA

POLICYメッセージ

「最も良い記憶法は?」という質問に
アップルアカデミアは「感動すること」と答えます。


 小さい子供は「これなあに?あれなあに?」とよく聞いてきます。そこで、その子にたとえば「これはシロツメクサだよ」教えてあげたとします。このとき、子供の心は「ふーん、そうなんだ」と動いています。大げさに言えば感動しているのです。人間の脳は見たもの聞いたものすべてを覚えておくようには出来ていません。そこがコンピューターと違って優れているところなのです。つまり、覚えておくのは大切なことだけで、必要のないことは忘れてしまうように出来ているのです。

 では、どうやって脳は大切なことと、そうでないことを判断しているのでしょうか。キーワードは"感動"と反復です。脳は感情移入できたものを、これは大切なことなんだと判断し、覚えておくようにします。逆に心が動かなかったものについては、これは必要ないことなんだと判断し、忘れるようにします。

 ですから、授業で習ったことを忘れてしまってなかなか覚えられないというのは、記憶力が悪いのではなく、それを無味乾燥なものとして捉えていることに原因があるのです。記憶力が衰えた大人でも、感動する気持ちを失わなければ、ものは覚えられます。

 逆にいくら記憶力がいい子供の時期でも、感情移入できないものは、脳は必要ないと判断してしまうので、覚えられるはずありません。

出来る子と出来ない子がいるのではなく、
出来る状態にある子と、
出来ない状態にある子がいるだけである。

信念(思い込み)は本当に実現する!
 成果を出す人とそうでない人を比較するとき、よく才能や資質といった生まれ持った能力を原因に考えることがあります。しかし多くの子どもを見ていると、実際に才能や資質を持っているかではなく、本人が「自分は才能がある」と勝手に思い込んでいることだけで、本当に優秀になってしまっている事がたくさんあります。プロのスポーツ選手が日本では4月生まれの人に多いこともこの裏付けといえるでしょう。低学年の頃は4月生まれと3月生まれでは成長差が大きく、特に体育などの場面では大きな影響を受けます。4月生まれの子どもは体格的に有利なため、運動の場面で活躍する経験を多く積んだ結果、「自分は運動が得意だ」という思い込みが出来て、その後の人生で、より多くの努力やプロを目指す決断を後押ししているのでしょう。
 勉強でも、他の子よりもよく出来たという経験を積んだり、周囲に優秀だと思われて育ったり、「自分はやれば出来る」という信念を持った子は、実際に勉強で成果を出し、本当に優秀な子として生きることが多いのです。
 つまり、何か事に臨むとき、それに対してどんな印象を持っているのか?自分は出来るという信念を持っているのか?自分が苦手だという信念を持っているのか?それをアップルアカデミアでは『状態』と呼んでいます。

信念(思い込み)は勝手に他人から与えられてしまう!
 母親が「私も昔数学は苦手だったから、娘も数学は出来ないでしょう」というような何気ない会話はよくある話です。
 数学の得意不得意が遺伝する事実はありません。ところが、もし幼少のころから「私も昔数学は苦手だったから、あなたも数学は出来ないでしょう」と繰り返し言われていたとすると・・・それがその子の信念となり、本当に数学が苦手な子に育つ可能性はとても高くなります。
 「自分らしさ」という言葉があります。「自分は怒りっぽい性格だ」、「自分は集中力がある方だ」、「忍耐力には自信がある」等々・・・現在思っている「自分らしさ」というもののほとんどが、何気なく他人に言われたり、繰り返し経験したことが原因で信念となっているだけなのです。科学的、医学的な根拠があるわけでもなく、実際にそのような人間かどうかなど生まれつき決まっているわけではありません。

信念(思い込み)は変えられる!
 アップルアカデミアでは、勉強を教える際、その子の生まれ持った才能や資質を原因に考えることはしません。もし、今子どもが勉強を苦手だと思っているのなら、「苦手だと思っている信念」を変えるようなアプローチを続けます。子どもとはいえ、数年間信じてきた「自分らしさ」を変えるのは容易ではありません。変化の際には必ず抵抗感や不安を乗り越える必要があるからです。しかしアップルアカデミアでは、物事の成否は能力の差ではなく『状態の差』によって決まるという事実を信じることで、多くの子どもたちの足を引っ張っている信念を、子どもたちが望む信念に変えられるということ経験してきたのです。

不思議なことに
結果を出せない子の親は結果にこだわり、
結果を出せる子の親はプロセスにこだわる。

成績を上げる方法は、誰もが分かっている。
 成績を上げたいのなら、前向きな気持ちで、正しい方法に従い、たくさんの量を勉強するしかありません。しかしこの当たり前のことがなかなか簡単ではないのです。そこで私たちは小中学生のご父母の皆さんにいくつかのポイントを理解していただき、いかに子どもたちに前向きに正しい方法でたくさん勉強してもらえるかをお伝えしています。

なぜ決断しても結果につながらないのか?
 私たち人間は、様々な場面で決意し行動を始めます。しかし、ある程度長期的な行動を必要とすることにチャレンジする場合、多くは挫折し結果を残せないという経験をします。結果を出せない一番の理由は努力を『継続』できないことなのです。

途中でやめてしまう原因
 勉強は結果が出るまで時間がかかるという事実を知らずにいることです。
もし勉強が、頑張った分確実に結果が出るものなら誰も苦労しません。最初に知っておかなければならないことは、勉強は成果が現れるまで時間がかかるということ。つまり、勉強をスタートしてもすぐに結果は出ないのが当然だということです。このことを自覚していないと、少し頑張っで結果が出ないとそこでやめてしまうのです。またしばらくして決断し頑張るが、結果が見えずにまた挫折・・・これを繰り返す失敗が最も大きな原因です。  たとえすぐに結果が出なくても、見えない部分は確実に変化し前進しているんだ、というイメージを持たせ、それを信じさせることが出来るかどうかが最大のポイントになります。中には、子どもより先に親の方が結果を求めるあまり、子どもを励ますどころか傷つけ、立ち直れなくしてしまうというパターンに苦しんでいる親子も少なくありません。

自分がコントロールできるのはプロセスを変えること
 人は自分にコントロール可能な事を考えるときには、勇気やアイデア、そしてエネルギーが湧いてきます。逆に自分にはコントロールできない事に悩むときは、無力感や虚しさといった否定的な感情に苛まれることになります。子どもの周りにいる大人が結果ばかりに目を向け一喜一憂する対応を見せれば、自然と子どもも安易に結果だけを求めるようになります。極端な話、適当に解いて偶然正解したにもかかわらず大げさに喜んだり、結果がでないと簡単に落ち込みすぐにあきらめてしまったりするのです。

正しい行動を継続すれば必ず結果につながる!
 子どもたちを正しく導くことができる大人は、結果ではなく、その子がどんな学習を積み重ねてきたのか?に注目します。それが正しければ、結果がすぐに出なくとも応援し励まし続けます。なぜなら、子ども自身が結果を求めるあまり、挫折し継続できないことこそが、成績を上げる難しさの正体だとわかっているからです。

夢を語り、夢を叶える大人に!

受験は、子どもの成長の好機!
 日々成長する子どもたち。しかしその成長の濃淡は一定ではありません。例えば受験生として過ごす1年間と、そうでない1年間は、子どもたちの成長の度合いは全く違うものになるでしょう。受験生として過ごす期間は、プレッシャーを感じたり、思うように結果が出ずに悩んだり、志望校の選択にしても安全策をとるのか、それともチャレンジをするのか…等々、少し大げさに言うと、人生の選択を迫られる場面に向き合う必要に迫られます。
 この受験という一大イベントをどうとらえるか?
 苦労させるのは可哀想だと、安易な選択を示したり、プレッシャーから逃げるような接し方をするか、逆に大きく成長させるための好機ととらえ、高い目標にチャレンジさせたり、悩みに対して正面から向き合ったり…受験というせっかくの成長の好機を何となく過ごしてしまうのではなく、親として明確な目的意識を持って過ごすことで、子ども人生の中でとても濃い年輪を刻む1年に出来る。それが受験ではないでしょうか。

「合格したら幸せ」ではなく、
  「合格に近づいていく過程が幸せ」
 子どもたちが将来世の中に出て、実際に結果が出るかどうか?は、短期的には「運」によって決まってしまうこともあるでしょう。しかし、継続的に成果を収めている人に共通していることは、結果が出るまでの努力の期間を我慢し、苦労しながら進むのではなく、結果に向かって近づく努力自体に喜びを感じながら過ごしていることにあります。
 アップルアカデミアでは、受験勉強を通じて、目標に向かって努力する過程を楽しむ経験を少しでも体感して欲しいと考えています。定期テスト前の一夜漬けのような超短期決戦とは異なり、受験勉強はある程度の期間、努力を継続できるかどうかで決まります。努力自体を楽しむことが努力を継続できるかどうかの最大の要因となるため、受験勉強は格好の経験に出来るのです。

受験勉強から学べる成功の秘訣・・・
 志望校に合格したければ志望校に応じた勉強をしなければならないように、得たい結果とそのために必要な努力は常にセットです。生きていく上で何か欲しい結果や目標が芽生えたときにも、必ずそのための努力が必要になってきます。  より良い未来に向かい、欲しい結果、夢、目標を1つ1つ叶えていく人生を歩むか。それとも夢を持ったり、夢を実現することをあきらめていく人生を歩むか。 その分かれ目は、「やらねばならないことを、やりたいことに変換する」スキルがあるかどうかにかかっているのです。 子どもたちが、夢を語り、夢を叶える大人になるために・・・
 アップルアカデミアの教師が前向きで明るく元気である理由は、子どもたちの潜在意識に「アップルの先生たちって楽しそう」、「アップルの先生みたいな大人になりたいな」と感じてもらうことがとても大切だからです。子どもたちは「こんな大人になりたくない」、と思う大人の言う事は本能的に聞かないものです。  だから、アップルに通う子どもたちが、夢を語り、夢を叶える大人になるために最も大切なこと…それは、まず私たちアップルアカデミアの教師自身が、夢を語り、夢を叶える大人であることだと考えています。

あなたが創りたい未来は何ですか?
 その未来を創り出すあなたはどんな人ですか?

 成功者は、成功したから成功者になったのではありません。
成功する前に『自分は成功者だ』と決めて、成功者のように行動を変えていくから成功者になるのです。

 何か行動すると、まず失敗をする。何度もうまくいかない。
しかし、失敗をしても『成功者のように考える』からその失敗が「諦めるきっかけ」ではなく、「成功物語の1ページ」という解釈ができるようになっていくのです。
 そして気づくと周りの人が「あの人は成功者だ」と言っている。

 大事なのは、周りがあなたのことをどう呼ぶかではないのです。
 大事なのは、周りがあなたをどんな人だと思っているかではないのです。
 大事なのは、あなたが過去にどんな人であったかではないのです。

 大事なのは、あなたがこれからどんな未来を創りたいと思っているかであり、そのためにどんな人になると自分自身を決めるかなのです。

 つまり、「どんな自分になるか?」を『決めるのが先、なるのは後』ということ。

 過去から自分自身を決めるのではなく、未来、これから創り出す未来から自分自身を決めるのです。

あなたが創り出す未来は何ですか?
 その未来を創り出すあなたはどんな人ですか?

 We become what we think about.
 私たちは、いつも考えている通りの人間になる。